川由は、梱包・物流・資材の戦略的複合展開で、真の顧客満足を実現します。

　川由は、総合物流コンサルタントとして顧客満足の追求として物流システム設計に一段と力を注いでいる。小ロット・小需要など多種多様な要望まできめ細やかに対応。付加価値を高めた製品提供をはじめ、顧客目線に立ったサービスでユーザーからの評価を高めている。

　同社は、創業より段ボールケース製造のほか、工業分野の緩衝・輸送包装設計、ギフトなどの流通包装を手掛けている。2005年には、独自の3DPPS（＝3D PACKING PLAN SYSTEM。3次元包装設計システム）を確立。ウェブサイト経由で顧客から製品本体の3Dデータを受け取り、CADの図面自動作成機能（ビルダー）により2次元の図面展開図を作成するという独自のシステム（特許出願中）で効率化を追求している。顧客が3Dデータを持っていない場合は、非接触3次元デジタイザや画像解析プログラムを駆使し3次元データ作成にも対応できる。

　「パッケージは当社が提供できるトータルサービスの一要素に過ぎない」と代表取締役社長・川口栄計氏は力強く語る。同社では、事業内容ごとに「パッケージ」「ロジスティクス」「マテリアル」の3部門で構成されており、3DPPSは、パッケージ部門の主力戦略の一つだ。